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2012/09/01 3人で乱世の豪商

2012.09.05 00:12 Wednesday | ゲーム会

山形でのゲーム交換会で入手したゲームをhataさんが持ってきてくれることに、さらにchagaさんも取りに来る、と。折角3人集まったので、chagaさんが入手することになった「乱世の豪商」という同人ゲームを遊んでみました。

ゲームリスト
・乱世の豪商
☆第1戦「乱世の豪商」

今年のゲームマーケットで売られていた同人ゲームの「乱世の豪商」です。東北の僻地に住んでいると、なかなかゲームマーケットまで出向こうという気になれずこういった同人ゲームを購入する機会はなかなかありません。ですから、山形のゲーム交換会のようなイベントはとてもありがたいものです。もっとも、それほど同人ゲームに対し、積極的に興味を持っている方ではないのですが…。

とは言えこの「乱世の豪商」は斬新なシステムが話題となったゲームでもありちょっと楽しみでした。

乱世の豪商
ボードに5つの領域がありまして、そこへ自分の木駒を配置していきます。1つの領域内にたくさんの木駒を配置出来た人から順に得点が入るっていうシステム、ちょっとエルグランデっぽい?

木駒には大中小と3種類の大きさがあり、それらが所狭しと置かれることになります。他の駒を動かしてはいけないためピンセットが付属しています。これはお笑い要素なのかな?

駒の配置はカードによって行います。このカード、配置する領域が指定されていて、さらに手番順を決める数字も書かれています。この手の数字ってのは大きい方、もしくは小さい方が強い、と決まってしまいがちですが、このゲームの場合、先手番を取った方がいい場合もあれば後手番をとった方がいい時もあるので、より戦略的な感じがしました。もちろんカード運に左右されてしまいますが、その中でも戦略の幅があるというのはいいことです。

ゲームは全部で3ラウンド。1ラウンド終わって得点計算が終わった後、このゲームの目玉となるボードの入れ替えがあります。このボード、ちょとした工夫があります。ボード自体は普通の紙なのですが、実は薄いアクリル板の下に置いてあります。つまり、木駒はアクリル板の上に置かれるわけで、木駒を残したままボードだけ入れ替えることが可能なのです。

ボードを入れ替えると、領域外、また領域の線をまたぐ駒などが出てきます。これらは全て取り除かれます。配置ルールに適合した駒だけが残され、そこから次のラウンドが始まるという仕組み。要するに、次ラウンドのことまで考慮しながら駒を配置していかなければならないんですね。次ラウンドのボードは公開されていますが、微妙な位置関係まで正確にとらえることは難しいものです。狙ってはみたものの、ほんの少しだけ線にのっかってしまう、なんてこともありました。このへんはアナログっぽくて実にいいですね。

他にも細かいルールがいくつかあります。ただ、さほど複雑な感じはしません。よくあるルールのごてごて感は感じられず、ゲームに深みをもたせるための適度な量、という感じです。こういったルール量のバランス感覚はとても好印象。


さて、実際に遊んでみました。

手番では基本的に2駒配置するだけなので時間はあまりかかりません。テンポよく進みます。最初は様子を見つつ、自分の持ちカードを見ながらどこの領域で点を取っていくかを考えます。1つの領域でトップをとれればもちろん一番いいのですが、2位でも得点出来る場合があるので、むしろそういった2位狙いが出来る場所をたくさん確保出来るか、が重要だったりします。

1ラウンド終了したところではまだ得点の開きはなくだんご状態。2ラウンド目が終わったところで若干差が出てきました。

前述しましたが、このゲームには細かいルールがいくつかありまして、その中にボーナス点を得るものもあります。最終ラウンドではこのボーナス点が一番高くなるので、是非とも獲得したいところ。このボーナスを得るために、初期から温存しておいたカードを使用します。hataさんはこのカードを1ラウンド目から使っており、のびしろが少ない状態。僕とchagaさんは温存してありました。3枚あるカードの内、2枚でボーナスを得ることに成功、残った1枚は1つの領域でトップをとるために使用しました。3枚ともボーナスで使えればよかったのですが、それでもうまくいった方なんじゃないかな?

1位 54点 dj
2位 51点 chaga
3位 40点 hata

僅差でchagaさんに競り勝ちました。
プレイ時間は1時間そこそこ、とても楽しめました。これはまた遊んでみたいゲームです。気に入りました。chagaさん、また持ってきてくださいね〜。



と、基本べた褒め状態でレポートを書きましたが、実は不満点も多々あります。ネガティブな意見になりますが、書き添えておきます。ゲームの本質に関わるものでもないので読む必要はありません。

不満の大半はコンポーネントの出来についてです。同人ゲームですので致し方がないところではありますが、コストをかけずとももうちょっとやりようがあったのではないかと思います。
まずアクリル板。反ってしまってボードの入れ替えがやりにくいです。アイディアはいいのですがあくまで試作品という感じ。
そしてメインボード。デザインがあまりにひどすぎます。このゲーム全般に言えることですが、デザインセンスは褒められたものではありません。へたうまの線で狙うならそれもアリかと思いますが、だったら得点ボードだけなんで凝ってるの?ってところが気になります。メインボードに関しては、もう少し綺麗に仕上げてもらった方が見た目が断然よくなります。色使いも重要です。薄すぎて領域の区別が出来ません。木駒がたくさん置かれると、領域の名前がわからなくなってしまいます。
それから印刷物全般に言えることですが、プリンターの性能不足か、もしくは調整不足か、どれもぼやけています。最近の安プリンターでももっと質のいい印刷が出来るハズです。
タイトルについて。ボードの入れ替えをすることで乱世を表しているのだと解釈は出来ますが、明かに別マップになってしまうので、乱世という感じが全くしません。豪商というのもどうかと思います。テーマへのこじつけ、ネーミングセンスの悪さ、売り上げにも繋がるところだと思うので、一考していただきたい点です。
得点システムについてのサマリーが付属しているのはとてもありがたかったのですが、ついでに手番で出来ることも書き加えておいて欲しかったです。逆に得点システムについてはボードに書いておいてもよかったんじゃないかな、と思います。
領域の区別を壱弐、手番順を12としている点は混乱を招きます。領域については数字を使わずにABCにする方がいいと思います。おそらく和物というテーマに沿ってことだと思いますが、それなら架空のものでもいいので、固有名詞を与えた方がよかったのではないかと。
それからマニュアルについても、わかりにくい表現がいくつかありました。ま、これについてはどのゲームでも似たり寄ったりw

以上、ネガティブ意見はここまで。誤解されないように書いておくと、これらネガティブ要素を十分にカバーするほどよく出来たゲームだと思っています。それこそドイツで売られてもおかしくないくらいのシステムなんじゃないかな。大量の木駒を使っている点といい、かなりドイツゲームを意識して作られてるな、という印象でした。
author : dj | comments (2) | trackbacks (0)

Comment

ゲームとしては完成度高いですよね。
ドイツメーカーからリメイクして発売されたら買いますw
でもその前にまた遊びましょう!
今度は4人でやってみたいな。
あ、3人でも楽しめるって点もいいですよね。
dj | 2012/09/05 11:56 AM
値段に跳ね返ってくる部分もあるのでなので厳しいところもあるとは思います。
本当はこういうアイデアを買ってくれるメーカーがあればいいんでしょうけどなかなか難しいですよね。
ゲーム自体はおもしろかったです。もう一度プレイしたいと思えるくらい。
cahaga | 2012/09/05 11:38 AM

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