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2012/03/22 カードゲームだけの自宅ゲーム会

2012.04.17 07:39 Tuesday | ゲーム会

カードゲームだけ遊ぶって決めていたわけではないのですが、結果的にそうなってしまった自宅ゲーム会のレポートです。

というかこの日は「フライデー」の動画収録のために、hataさんとABBさんに来てもらったんです。1人で孤独につぶやきながらの収録は、あまりに寂しいなあ、と。もっとも、1人だったらチャレンジ失敗しても撮り直せるよなー、とか考えていたんですがw

フライデー
ま、その時の様子はこちらをご覧ください。禁断のレベル5に挑戦しています。

で、収録後に遊んだゲームがコレ。

ゲームリスト
・たんとくおーれ
・新世界
・ケイラス・マグナカルタ
☆第1戦「たんとくおーれ」

たんとくおーれ
何を今更「たんとくおーれ」って感じです。ドミニオンのクローンとして賛否両論あったゲームです。プレイしてみたいけれど萌え系キャラに抵抗があり(正確に言えば萌え系キャラにそこまでの抵抗はないけれど、所有することに抵抗がある)、誰か買って遊ばせてくれないかなーっと思っていたゲームです。っつーか、カンドリ君買ってよって何度も言ってたゲーム。

たまたま安く売られていたのを見つけて、ついつい買ってしまいました。で、ついついスリーブとかにも入れちゃって…。

あー、そうそう。スリーブで思い出しました。これ、届いた時にはちゃっちい箱だなーって思ってたんです。中には無駄なスペースとかあるし。でも、そのスペースってスリーブに入れてカードに厚みが出来た時にも対応出来るようにっていう配慮だったみたいです。カードを仕分けするタグもついているし。コストをかけずにコンパクトに収納出来るという、とてもよく考えられた箱でした。アークライト、萌え系ゲームはいい仕事します。素直に感心。普通のドイツゲームのローカライズにも、これくらい気を遣ったセンスが欲しいものです。

それから、いろんな絵師が参加しているのも売りらしい。絵師に関しては疎いなんてレベルじゃなく、全くの無知でしたが、hataさんとABBさんがめちゃ詳しくていろいろ教えてもらいましたが、うん、ぽよよんろっくだけは覚えた!っつーか、インパクトありすぎだ、この名前w

で、ゲームの方はと言うと、ほどよくドミでほどよくドミじゃない感じ。つまり、ドミクローンとは言っても、結構ドミじゃない部分もあるのでなんか楽しいぞって感じ。まあ、システムを丸パクリしちゃうことに関しては正直どうかと思いますが、ここまでドミクローンがいくつも発売されたおかげで、デッキビルドがジャンル化してしまい、最早パクることへの罪悪感も何もなくなってしまっている状況と言えるかも知れません。さっき遊んだ「フライデー」もデッキビルドでしたしね〜。

ってことで、もうパクリ云々言うのはやめます。それよりドミじゃない部分を評価すべきなんだな、と思うようになってきました。んで、このドミじゃない部分ってのが、さっきも書いた通りほどよく出来てていい感じです。何故かテーマにもあってるし!本家ドミよりもテーマとの相性がいいんじゃないかって思えるくらいw

そういったテーマに沿って遊ぶべく、ゲームデザイナーの意図を汲んでプレイすることに。つまり、「購入」は「雇用」と呼び、「お金」のことは「はあと」、そして「アクション」は「ご奉仕」と呼ぶ羞恥プレイを徹底することにしました。

「そこ!アクションじゃなくてご奉仕!」って指摘しつつも、自分ではついつい「3金」とか言っちゃったりw

で、まあゲーム。ABBさんがよくまわるデッキを作って、豪快にプレイします。とてもじゃないけれど追いつけない雰囲気。で、結果は…

1位 36点 hata
2位 24点 dj
3位 5点 ABB

何だこれ、ABBさん、得点全然とってないじゃん。初期デッキに3点含まれてるので、たった2点しか取ってないことになります。初回なのでとにかくデッキを回すことだけに専念した、とのこと。すげ〜w


☆第2戦「新世界」

新世界
次は「新世界」というカードゲーム。デザイナーはカタラとラジェ。船団を作って様々な産物を入手しお金=得点に変えていくというゲーム。
特徴としては場に出た産物をうまいことトレード、要するに交換していって欲しいカードを入手していくシステムがちょっと面白いかなってこと。入手した産物をセットにして得点に変換したり、ゲームを有利にするための開発カードを入手していきます。

一通!
最終的に75ダブロン以上獲得した人が勝利となりますが、実はもう1つ勝利条件があります。「一通勝ち」の名付けましたが、全ての種類の産物カードでセットを作ること。これが出来ればそれまで獲得したダブロン=勝利点とは無関係に勝利となります。

展開的に負けてるなー、と思ったらこの一通で逆転勝ちを狙うのはセオリーでして、んで見事それが決まってしまいました。

一通勝ち dj(25)
負け ABB(35)、hata(22)

ちなみにカッコ内は稼いだダブロンです。勝利条件である75ダブロンの半分も行かない内に一通勝ちが決まってしまった形。

何と言うか、正直微妙なゲームです。ネット上では割と評判もよく、実際hataさんもものすごく気に入ってます。僕もカタラというデザイナーが好きなのでとても期待していたゲームなのですが、この一通勝ちに関してはどうなんでしょう?例えば5回遊んでその合計点で競うゲームの場合には、こういった一撃必殺の技があってもいいと思うのですが、1回きりのゲームにおいてはこういったルールの存在って、勝った方も負けた方も微妙な空気になりがちです。だったら一通なんて狙わなければいいじゃん、という意見があるかも知れませんが、逆転を狙うにはやはりコレが一番効率いいわけで…。しかもシステム上、産物カードを集めていくわけですから、意図的に狙わなくても揃っちゃう場合があります。

も1つ、産物カードの種類は数字で表現されています。そのためか、ただのトランプ?ってプレイ感がしてしまいます。数字を書かずに産物を全て等価とした方が、テーマとの親和性が高いのではないかと。もっともそれでは得点計算の時に困ってしまうんですけどね。どうにもシステムありき、テーマ後付け的な臭いがぷんぷんしてしまいます。そのへんもトランプ?って思ってしまう原因かも。

決してゲームとしてつまらないわけでもなく、ましてやトランプが悪いわけでもないのですが、ゲームデザインとして安易、安直、凡庸という言葉が浮かんできてしまうのでした。カタラらしいひねりが不発だったのかなあ…。


☆第3戦「新世界」2戦目

続けてもう一戦。今度は一通失敗。そうなると独走する人をとめることも出来ず…。

1位 81点 hata
2位 31点 dj
3位 28点 ABB


☆第4戦「たんとくおーれ」2戦目

で、次は「たんとくおーれ」に戻りました。

デッキの回し方はもうわかった、とばかりにABBさんが独走。それにhataさんが食らいつき、僕は置いてけぼりという展開。でもこのゲーム、逆転するための要素がちゃんと用意されてます。獲得したメイドが病気になっちゃって大量マイナス点をくらってしまうという…。当然トップが狙われるわけで、ABBさんに集中攻撃。そのかいあってhataさんの逆転か?と思われたのですが結果は…

1位 28点 dj
2位 27点 ABB
3位 25点 hata

何と僕の逆転勝利。誰からもマークされていなかったので漁夫の利と言いますか…。でも、誰が勝つかわからないという意味において、なかなか面白いゲーム展開でした。何だこのゲーム、面白いじゃないか。ほんとただの萌えゲーではない感じ。ま、元となったドミニオンがよく出来てるってことなのかも知れませんが、それをうまいことアレンジしてるなー、と。


☆第5戦「ケイラス・マグナカルタ」

ここでchagaさんが到着して4人になったところで、「ケイラス・マグナカルタ」です。あのケイラスのカード版!

ケイラス・マグナカルタ
ケイラスと言えば、ワーカープレイスメントの名称の元となったゲームとして有名、未だに評価も高くファンの多いゲームです。ただし難点は、時間がかかるということ。4人くらいで遊ぶと普通に3時間くらいかかります。めっちゃ面白いので苦にはならないのですが、それでもやはり、この長時間がネックとなって遊ぶ機会が減っているのも事実です。

そんなケイラスをカードにしてお手軽に遊んでしまおうというのがこのカード版の「ケイラス・マグナカルタ」なわけですが、これがかなりうまくケイラスを再現してまして、プレイ感がケイラスそっくり!っつーか、ルールの量が2-3割減った程度でまんまケイラスじゃないの?ってくらいにケイラスです。

結果、ケイラスより若干短時間で遊べるようになったものの、だったらケイラス遊んだ方がいいんじゃない?なんて考えもちらほらw
あまりにうまくケイラスを再現出来てしまったがために、かえって損をしているような立ち位置に感じました。

もちろん、ほぼケイラスなのでゲームは面白いです。箱も小さくて収納も楽。メリットたくさんあるのに、この物足りない感が不遇過ぎる!

1位 32点 dj
2位 27点 hata、ABB
4位 18点 chaga


☆第6戦「新世界」3戦目

最後にもう一度、hataさんの希望により「新世界」、3ゲーム目。

一通勝ち dj(3)
負け hata(35)、chaga(27)、ABB(11)

またも一通勝ち炸裂。いやだって、3ダブロンしか取れてないし。やっぱ逆転狙うしかないじゃないですか。

一通いけるかな、どうかな、って時のドキドキ感はあるし、揃った時に一瞬やったー!ってなるのもいいのですが、その直後からみんなの「え?」っていう微妙な空気と、勝った本人でさえ気まずくなってしまうこの雰囲気が、このゲームの一番残念な点です。

勝ったら「やったー!」、負けたら「くやしー、もうちょっとだったのにー!」って普通にワーキャー出来るゲームの方が僕には向いるんだな、と自覚しました。


と言うわけで、一口にカードゲームと言ってもいろいろありますね。「フライデー」も含めて、今回遊んだ中で一番盛り上がったのが「たんとくおーれ」だったということに、未だ納得していない自分がいるのですが、それはそれでまあ、あれだ。萌え系ゲームがゲーム棚の一角をしめてしまうことに対する抵抗感ってことだなw
author : dj | comments (8) | trackbacks (0)

Comment

いえいえ、僕の方こそ深読みしてしまったみたいで申し訳ありません。
次にプレイする機会があったら、今まで以上に警戒されるんでしょう。そもそも今回運がよかっただけなのかも知れません。
dj | 2012/04/19 11:54 PM
すみません、文章が下手で。
もちろん、プレイ批判するつもりはありません。
カードゲームですし、引き運もありますし。
僕の中では10枚セットというのは製作者の救済措置(トレードさせてもらえなくなる)だと思ってますので、3人で遊ばれた場合っこの部分がどうしても弱くなってしまうのかもしれません。これが4人以上になってくるとトレードさせてもらえない状況になりうるので、そうなるともう少し締まるかもです。
御気を悪くさせてしまったのなら申し訳ないです。
Nim | 2012/04/19 08:21 PM
どうなんでしょうね?1回目の時に一通勝ちしてるので、それなりに警戒はされてたと思います。こうも簡単に揃ってしまうの?という感じでの「え?」だったと思います。
結局のところカード運にも大きく依存しますし、どのカードが欲しいのかを読み切ることは無理なので、必ず防げるというわけでもないと思います。
今回は特に手札が10枚まで行った最初に一通勝ちしてしまいましたし。ただ、どうなんでしょう。その時に勝てなくても、その後毎回一通狙いは出来るんですよね…。
やはりこのルールは微妙だな、と感じてしまいます。でもこれがないと魅力が1つ減ってしまうことも否めないので、あってもなくても微妙になるなー、と。
そうは言っても、これはあくまで私感ですし、一緒にプレイしてくれたhataさんはこのゲームを気に入ってくれてるので、これはこれでいいのかも知れません。
dj | 2012/04/19 12:40 PM
まだ一回しかプレイしていませんが、以前やったときは、手札を10枚以上持てるようになると、皆が一通勝ちを警戒して貿易に参加させてもらえませんでした。
そこまでやっても9種類までは揃ったので、周りがマークしないと結構簡単に揃ってしまうのかもしれません。

今回どんな感じでプレイしていたのかは分かりませんが、一通揃って「え?」ってなるってことは周りが警戒してなかったってことですよね・・?

いやまあそれでも3人プレイだとどうしても参加させざるをえないので、1回目のやつはしょうがないですが(笑)
ぽちょむきんすたー | 2012/04/19 11:44 AM
えー、まずはコメントありがとうございます。

「お金を集める、という基本勝利条件に目があまり向いていなかったか」とありますが、そんなことはありません。あくまで手札を増やすことを優先し、後から逆転を狙う作戦です。枚数の多いセットの方が得点も高くなりますし、今回のように一通勝ちを狙えるというメリットもあります。

一通勝ちばかり狙って全然勝てません、という人へのアドバイスだとすれば納得出来るのですが、今回はその逆ですので、どうにもちぐはぐな感じがしています。

おそらく、一通勝ちなんてそうそう出来ないよってことがおっしゃりたいのだとは思いますが、実際に3回中2回もそうやって勝ってしまってます。そうなると逆に、そういう勝ち方を許してしまった他のプレイヤーへのプレイ批判とも読み取ることが出来るので気が重くなってしまいます。

このエントリーは、たまたまこういうゲーム展開となりましたというレポートに過ぎませんし、その時の感想を正直に書いたまでです。nimさんの経験されたゲーム展開とは違った展開があってもいいですよね?またプレイする機会もあるでしょうから、僕の意見が変わることも十分にあり得ます、ということで納得していただけないでしょうか?
dj | 2012/04/19 02:31 AM
となると、お金を集める、という基本勝利条件に目があまり向いていなかったか、ですね。
自分が遊んだ時は、こういったカード枚数が増えているプレイヤーにはトレードを仕掛けない、というのも一つではないかと思います。もちろん倉庫などがある場合はなかなか思うように行かないかもしれませんが、トレードでのセット完成を防ぐ、という意味では重要です。なので資材の枚数が増えてきているプレイヤーにはトレードはしないという選択肢は有用かと思います。
また、お金を稼ぐ、という方向にシフトし発展カードでもラウンドの終わりに収入のあるもので固めていく、というのも一つの方法ではないでしょうか?こうすることで発展カードで収入が入り手札によっては資材の売却でもお金が入るため、思いのほかいい勝負が出来ます。
実際、自分達が遊んだ時は、10枚のセットで終了ではなく、純粋にお金勝負になり、舟で攻めた人、発展カードの収入で攻めた人の金額は拮抗していました。
参加人数にもよるかと思いますが、10枚セットはロマンだと思って遊ぶが吉です。
事実、このゲームの元のマレ・ノストルムでも完全なセットで勝つのはなかなかに難しいです。
Nim | 2012/04/18 11:28 PM
コメントありがとうございます。
新世界はhataさんにインストをお願いしたので自分ではルールを読んでいませんでしたので、今回あらためて確認してみることにしました。
結果から言うと、ルールの間違いはありません。おそらく3戦目のことを指摘されているのだと思います。記憶が曖昧ではありますが、このルールから推察するに、手札を増やすことを優先するため、船を倉庫を積極的に入手しにいったと思います。発展カードの入手には、3-5枚のカードが必要となり、また出来ることなら次回のために倉庫へのストックもしておきたいので、残る手札は少なくなります。しかし、ダブロンを取得するためには最低4枚のカードセットが必要となるため、十分な手札を残すことが出来なかったのだと思います。枚数が十分であったとしても、同じカードが含まれていればやはりダブロンに変換することは出来ません。
そして手札が10枚になった瞬間に一通勝ちを達成しました。よってあの点数となりました。
ちなみにルールにはHJ訳のものを使用しています。
いかがでしょうか?
dj | 2012/04/18 12:28 AM
初めてコメント入れさせていただきます。
新世界ですが、失礼ですがルールは合ってますか?
同種のカードセット、違う種類のカードセット、インカのカードセットは各プレイヤーの手番に1つずつ作ることが出来ます。
所持金の様子や10枚バラを作れるような環境にあるのなら、お金の方もそれなりに入ってくる環境にあると思われるのですが・・・。
Nim | 2012/04/17 11:04 PM

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