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2011/07/24 ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作を遊んでみるゲーム会

2011.07.30 10:53 Saturday | ゲーム会

ドイツ年間ゲーム大賞。毎年5つのゲームがノミネートされ、その中から大賞が決定されます。が、今年はエキスパートゲーム大賞が新設され、それぞれ3ゲームずつノミネートされる形に変更されました。

これら6つのノミネート作だけを遊ぶゲーム会をやりたいなー、と以前から思っていたのですが、なかなか全て買い揃えることが出来ません。と言うのも年間ゲーム大賞を受賞した「クワークル」が入手困難だったからです。実はこのゲームは、4年くらい前にアメリカで発売され、その当時に一度日本にも入ってきてます。ただ、大きく扱われることなくあまり話題にもなりませんでした。そんなゲームが何で今更ノミネート?って思ったのですが、どうやらドイツ版が去年発売されたから、だそうです。なるほど。世界的権威を誇っているとは言え、あくまで「ドイツ」のゲーム大賞なわけですね。

そんなちょっと微妙な立ち位置のクワークル、日本で取り扱ってるショップはどこにもありません。(大賞とったことだし、今後は楽に買えるようになると思いますが…)そこで、海外のサイトから取り寄せることにしました。本国アメリカのアマゾンで買うか、それともドイツアマゾンから買うか…。結局ドイツアマゾンに注文しました。が、実は未だに届いていません。

で、一応日本のアマゾンを見たらなんと扱ってるようです。なぜか2点ありまして、片方はめっちゃ高い値段。もう1つは逆に安すぎない?って値段。物は試しと安い方をポチっておきました。どうせ「輸入出来ませんでした〜、キャンセルごめんね〜」ってなことになるんだろうな、と。

そしたら何と入荷したから発送するよ、というメールが…。あ、本当に買えるんだ。なにげに偉いぞ日本アマゾン。そんなわけで、ようやく6ゲーム揃いまして(実は買いそびれていたランカスターが一番最後だったんですけどw)、晴れて「ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作を遊んでみるゲーム会(長!)」を開催することが出来ました。なんかもう時期を逸しまくりって気がしないでもないですけどね〜。

ゲームリスト
・世界の七不思議
・禁断の島
・クワークル
・アサラ
・ストラスブール
・ランカスター

ちなみに今回は各ゲームの評価&コメントもいただいてます。これに関しては後日集計して発表します。とりあえず今日のところは、普通にゲーム会の報告ということで。

参加メンバーは、ave、chaga、hata、ks、ABB、rinrin、そしてdjの7名です。
☆第1戦「世界の七不思議」13:45-14:20

rinrinさんが遅れてくるということで、6名。こういうちょっと中途半端な人数の時に重宝するのがこの「世界の七不思議」です。ドイツ年間エキスパートゲーム大賞受賞作です。このゲームのためにエキスパート大賞が新設されたの?って思わせるほどの話題作と言えるかも知れません。

世界の七不思議
僕が持ってるのは初版(第2版?)で、その後他言語版、そして日本語版もリリースされるという、それだけでも如何に人気があるのかがわかります。個人的にはその内、コンパクト版が出るんじゃないかな?なんて思ってます。というのも、このゲームのカードサイズ、ちょっと大きいんですよねえ。そのおかげで、えらく場所をとります。もっとも、欠点と言えるのはそれくらいのもので、多人数でもゲーム時間が変わらない点、ややこしいように見えても割と簡単なルールなど、長所の方が多いですね。

3-4人くらいだとカードが一巡してくるのでより戦略的になるような気がします。6人以上だと毎回違うカードが回ってくるので、運任せになりやすいのかな〜って。

今回はやたらとお金がたまるゲームでした。お金だけで15点も稼いでしまったという…。3金で1点なので、45金くらいですね。場のお金が足りなくなってしまいました。

1位 66点 ave
2位 64点 dj
3位 50点 chaga
4位 42点 hata
5位 41点 ks
6位 36点 ABB

そこそこいい点を取れましたが、aveさんがさらに上を行く64点。悔しいな〜。


☆第2戦「クワークル」14:50-15:50

rinrinさんが到着して7人となったので、ここからは2卓に分かれます。

まずはA卓、「クワークル」です。先に書いた通り、今年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作です。

クワークル
6つの色、もしくは6つの形が揃うように並べていくゲームです。置いた列にいくつタイルが置いてあるかによって得点出来ます。つまり、毎手番得点が入っていきます。ところがこのゲーム、それを記録しておく道具が一切入っていません。メモ用紙なり得点ボードなりが欲しかったところ…。今回はアルハンブラの得点ボードで代用しました。

いい点をあげるなら、ルールが簡単でインストが楽なところ。そして、全てのタイルが木製という点も個人的にはポイント高いです。ただ、特に終盤ですが理詰めで考えるため長考になりがち。それはつまりダウンタイムが長くなることを意味します。そのくせタイルの引き運に大きく左右されてしまうというアンバランスな面があるように思いました。

もっともエキスパートゲームではなく、ファミリー向けという位置づけのドイツ年間ゲーム大賞ですから、簡単にプレイできるという点が一番重要視されるんでしょう。

ゲームは、ksさんの引きがすごかったみたいです。誰かがリーチをかけると(本来リーチは他人にポイントを献上する可能性が高いのでかけたくないところなので、かけざるを得なかった、ということなのでしょう)、それをおいしく持っていくのが毎回ksさんという展開。独走での勝利でした。

1位 143点 ks
2位 111点 ave
3位 89点 ABB
4位 83点 chaga


☆第3戦「禁断の島」14:50-15:40

一方、こちらのB卓ではドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた「禁断の島」を3人でプレイ。

禁断の島
ドミニオンの対抗馬としてドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたパンデミックのリメイク、と言ってもいいような作品。パンデミックとはテーマが違いますが、システムはほぼ使い回し。ボードを使わずタイルを使用することで毎回マップが変わり、またそのタイルを裏返すことで浸水、取り除くことで沈没を表現するなど、新たなアイディアも盛り込まれています。ただ、ゲームの難易度としてはパンデミックよりも簡素化されています。残念ながら今回もクワークルに破れ、大賞受賞とはいきませんでした。

3人プレイを想定した1人プレイで遊んだことはあったのですが、ちゃんと遊ぶのは今回が初めてです。その時は割と簡単にクリアできてしまったので、ぬるいゲームなんだろう、ということで、レベルはエリートを選択しました。職業は以下の通り。

hata explorer
dj diver
rinrin pilot

財宝を4つ集め、あと2手番で終了と言うところ。沈没カードがあと1枚出たら負け、出なければ勝ちというシチュエーションで山札をシャッフル。ま、ここまで来れば勝ったも同然だろうと思っていたら、沈没カードが出て玉砕w

結果 財宝4つ負け


☆第4戦「クワークル」2戦目16:00-17:00

A卓、B卓を入れ替えてプレイしました。禁断の島、負け組3人でクワークルです。

先ほどのゲームとは違い、こちらは接戦。終盤まで誰が勝つかわからないという展開で結構面白かったです。

1位 140点 hata
2位 132点 dj
3位 129点 rinrin


☆第5戦「禁断の島」2戦目16:00-16:50

B卓では、前回同様エリートでの挑戦。

ks explorer
ave diver
ABB plot
chaga messenger

結果 ぎり脱出

引き運の強いksさんのおかげなのか??


☆第6戦「アサラ」17:20-18:35

メンツをシャッフルしました。A卓は、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた「アサラ」です。クラマー&キースリングの黄金コンビの作品で、ワーカープレイスメントにカードの概念を持ち込んだゲームです。

アサラ
ワーカーの変わりにカードを配置していきます。カードには数種の色があり、同じ場所には最初に出されたカードの色をフォローしなければいけません。ワーカープレイスメントはアクションを選択する=他の人にアクションさせないゲーム、と言えると思います。アサラではこの「アクションを選択させない」というところの規制を緩くしたというか、運を持ち込んだということでしょうか。もっともどの色のカードでも2枚出せばどこにでも置けます。さらに規制が緩くなっているのです。

塔
塔のパーツを買いあさって建てていくゲームです。これは完成した塔。高さや紋章の有無などで得点が変わってきます。他の人がどんな塔を建てているのかによっても変わって来るので状況把握が重要です。

ゲームはとてもよく出来ています。疑問なのは、何故これがファミリー向けのドイツ年間ゲーム大賞の方にノミネートされたのか、という点。確かに他のワーカープレイスメントのゲームよりは軽めかも知れません。が、それでも考えることは多いですし誰でも簡単にお気軽に出来る、というゲームではないように思えます。むしろエキスパートゲーム大賞を受賞した「世界の七不思議」の方が、軽く感じてしまいます。

さてさて、で、ゲームです。塔の先端部分ってカードを置く場所が少ないのですぐ売り切れちゃうんですよね。おかげで一番コストの高い=うまくいけば高得点が期待出来る白い塔を建てることが出来ませんでした。タイミングを逸してしまったという…。逆にお金が楽になるので高い塔を作るよりは、塔の数増やす作戦だったつもりが結局は5つしか建てることが出来ず、トップのrinrinさんと同数。これじゃ出し抜けません。

最終ターンではトップ目のrinrinさんが塔を建てるアクションのところにカードを置いて先制。自分の有利な色に制限してしまう作戦です。僕はやることがなくなってしまったので、建てるアクションの7を埋めて早めにゲームを終わらせる作戦に出ました。もちろんrinrinさんを牽制する目的だったのですが、あおりを食らったのはむしろhataさんとABBさんだったようで失敗…。

1位 79点 rinrin
2位 62点 dj
3位 49点 hata
4位 39点 ABB

rinちゃん、強い!


☆第7戦「ストラスブール」17:20-19:00

B卓ではエキスパートゲーム大賞にノミネートされたフェルドの「ストラスブール」です。

ストラスブール
舞台はフランス、ギルドの影響力で得点していくゲームですが、基本は競りゲーって言ってもいいのかな?5ターンあってどんな競りをどの順番で行うかということは、全て公開されています。それを見ながら作戦をたてていきます。

全員に同じデッキのカードが配られ、それを用いて競りを行います。各ターンの頭に、そのターンで使うカード枚数を宣言しランダムに選びます。そのカードを組み合わせ、何回競りに参加するかを決めます。何となくマンハッタンを彷彿とさせるシステムだな〜。たくさんの競り参加しようとすると、弱いカードで戦わねばならず競り負ける可能性が高くなってしまいます。そこである程度回数を制限し、カードをわけておきます。でもみんな似たような作戦をとりますからね。狙った競りに勝てるとは限らないところが面白い。

競りの時には、何枚のカードを使用するかが公開情報です。例えば、カード2枚の山を残している人がいるとして、そのカードの価値がどれくらいかを予想するのが難しい。何故2枚なのか?1枚で参加するよりは強いような気もしますが、もしかしたら弱いカードを2枚組み合わせているだけかも知れません。

も1つ面白いシステムとして任務カードがあります。これはゲーム最初に複数配られ、達成出来そうな任務のカードのみ、いくらでも手元に残しておけます。何枚残してもokと言うところがミソです。任務の難易度はそれぞれ異なり、その難易度に応じて得られる得点も変わります。たくさんの任務、また高得点の任務を達成出来ればいいのですが、未達成の場合マイナス得点になってしまいます。この任務カードの存在のおかげで、自然と各プレイヤーの作戦がわかれます。誰がどの任務を狙っているのかがわかれば、競りへ参加してきた時の本気度が予想出来るため、有利に展開出来そうです。

1位 58点 ave
2位 49点 ks
3位 42点 chaga

このゲームは5人まで遊べますが、3人ではちょっと少なかったみたい。確かに競りゲーですから人数が多い方が面白いかも知れませんね。みんなが全ての競りに参加出来るわけではありませんし…。


☆第8戦「ストラスブール」2戦目19:30-20:50

aveさんが帰宅して6人となりました。僕は最後のランカスターのマニュアルを読むため、お休み。残り5人でストラスブールの再戦です。3人戦よりは楽しめるんじゃないかな?

1位 38点 ABB
2位 34点 chaga
3位 29点 ks
4位 21点 rinrin
5位 16点 hata

2戦連続となったchagaさんとksさんが有利かな?って思っていたのですが、勝ったのはABBさんでした。お見事!


☆第9戦「ランカスター」21:20-24:20

hataさんがご飯の買い出しに出かけ、残った5人で最後のゲーム「ランカスター」をプレイ。エキスパートゲーム大賞にノミネートされた作品です。

ランカスター
ランカスターって爆撃機でしょ!って、確かにそうだけど、このゲームは違います。イギリスのランカスター家のことです。イングランドの統一とフランスの征服、これらに貢献して王様に気に入ってもらいましょうってゲーム。

作者はグレンモアを作った人です。クラマーさん。でもアサラのクラマーさんとはスペル違います。グレンモアもなかなか独創的なアイディアに溢れた凝ったゲームでしたが、このランカスターもいい感じ。エキスパートゲーム大賞にノミネートされるだけのことはあります。

一番面白いのが法律、つまりゲームにおけるルールをみんなの投票で決めるというシステム。自分に有利な法案は通したい、でもトップに有利な法案は却下したい、と。ここで影響するのが投票権。各地の貴族を仲間に引き込めば、それだけ投票権が増えます。委任状もらえるってイメージかな。たくさんの貴族を牛耳れば、数の論理で無理無理法案を通すことも可能、と。すごいな〜。政治だな〜。

個人ボード
これは個人ボード。上に並んでいるのが貴族さん達。左下の木駒は騎士です。この騎士駒を各地に配置していきます。

いろんな要素が絡み合って一筋縄ではいかないゲームでした。その分、思い切り楽しめました。序盤でミスったchagaさんはその後得点が伸びず…。確かにこういうゲームの場合、序盤の躓きが大きく影響しちゃいそうですね。

1位 68点 dj
2位 56点 ks
3位 44点 rinrin
4位 40点 ABB
5位 31点 chaga


ちなみに買い出しから帰ってきたhataさんは、「オリニム」を延々ソロプレイ。難し〜を連発していました。HJ訳が間違ってて難易度上がっちゃってましたからね〜。


そうそう。次回の定例会にはこれらのノミネート6作品を持ち込む予定です。遊んでみたい方は是非参加を!
author : dj | comments (6) | trackbacks (0)

Comment

こちらこそ、また機会がありましたらよろしくお願いいたします。
dj | 2011/08/01 02:54 AM
>djさん

リンクの件ありがとうございます。

いつぞや、おのさんの御自宅でのゲーム会で御一緒されていたとは、大変失礼いたしました。そのときは楽しいセッションありがとうございました。

またいつかお手合わせしていただける機会に恵まれますことを心から期待しております♪
タカハシ | 2011/07/31 09:25 PM
NBGCのタカハシさんでしょうか?
でしたら一度オノさん宅でお会いしてます。

リンクの件は、こんな拙いエントリーでよろしければご自由にどうぞ。
こういった企画は前々からやりたかったものです。ただ、自宅の少人数ゲーム会では、人数に配慮したゲーム選択を強いられます。また、希望ゲームがあればそちらを優先することもあり、なかなか実現出来ませんでした。今回はあらかじめ遊ぶゲームを限定しますと宣言した上で集まっていただき、僕の我が儘を聞いてもらうことで実現出来ました。
dj | 2011/07/31 03:38 AM
はじめまして、大変興味深く記事を拝見させていただきました。

とても素晴らしい企画だと思います。

つきましては、こちらの記事にリンクを貼らせて頂いてもよろしいでしょうか?
タカハシ | 2011/07/30 10:53 PM
誰かな?w
今度やりましょう!
dj | 2011/07/30 09:55 PM
ランカスターだけやってないので次回はランカスターを第一希望でやりたいです^^一回やってればインストも楽で良いですね
| 2011/07/30 09:21 PM

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